自分のほうを向いてくれなかった、そんなことが理由で、
翌日から不登校になる。
また、有名受験校を受験し、入学後に
「入学したら急に勉強する気がなくなり、ただ好きなように
ぼんやりしていたかった」と一年間家に閉じこもっていた高校生
もいる。
このような場合、家の周辺では普通にブラブラしていたり、
趣味に熱中したり、活動力がなくなっているわけではない。
つまり、明確なうつ病とか、人格障害とはいえない。
さらに、友達とのトラブルで学校に行かなくなる、先生とのトラブル
で学校に行かなくなる、厳しい校則に我慢できないから学校に行かない
など、かなり軽いレベルのストレスで不登校が生じていることに
注目する必要があります。
したがって、トラブルの当事者の相手が気づいていないことも
多く、適応障害という分類もできかねるほどごく軽い適応障害
が原因となっていると考えられるわけです。
また、いじめによって不登校になった場合、これに適応することが
正しいのか、むしろ不登校となって自分を守るべきではないのか、
と考えれば、適応障害とはいいにくい側面が大きいのです。
こうして、不登校はむしろ精神状態を健全に守るための方法
ではないかとも思われるのです。
不登校がある種の抵抗の表れであったり、主張の表れであると
考えると、それぞれのケースに応じた対応が必要であることが
改めて理解できるのです。
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